2年6ヶ月の休職、そして復職した男 その3
シリーズ第3回、過去記事は、下記です。
闘病記録3回目です。
会社に入社した1年目当時、初めて一人暮らしを始めたわけだが、うつ病になってしまった原因の1つとして、住みやすい環境を作らなかったということが、挙げられると思います。
テレビは小さいテレビがかろうじて見られるが、それ以外の娯楽を、ほとんど自分で準備していきませんでした。
入社してすぐに、インターネット回線をつなぎ、ネット環境整えた同期に比べて、私は、入社してから5年間の間、インターネット回線を引いていませんでした。
会社にもよると思いますが、入社してすぐは、あまり仕事を持たせてもらえません。私の会社は、戦力として育つまで、意外とあまり仕事を与えない環境にあるようです。
私の場合、それに加えて、大学で勉強してきた知識を生かし、意外とすんなりと、難しい解析をこなすことができてしまったという不運もあります。
その2つのせいで、私は、仕事が終わって帰ってきた後は、意外と暇でした、しかも土曜、日曜日も、ほとんどすることがなかったのです。
基本的に無趣味な私は、何をして良いか分からず、とにかく暇を持て余していました。今から考えると、これも大きな原因の1つだったと思います。
私の経験則ですが、人間は、暇や無為な時間を過ごすことに耐えられない。だから人間は努力すると最近になって気づきました。
努力は必ず報われるは嘘。本当の理由は、暇や無為な時間を過ごすことが苦しいから、人は努力するのだと思います。
何かメンタルが不調だな、と思う人は、何か努力できるものを探すのも1つの手段だと思います。
今日はこの辺にしたいと思います。