【チーム仕事は必須】20代で知りたかった5分で理解できるマネジメント「チームの成果は、最も無能な人に依存すると言う話」
チームの成果は、最も無能な人に依存する!?
よく聞かれる話ですが、私の中では???でした。
明らかに、そのチームの中で、最も優秀な人にそのチームの成果は依存すると私は完全に考えていました。
しかし、このような話を聞いていくと、部分最適の話にもつながります。
つまり、チームの成果は、つながりの中でできていて、例えば優秀な人が、500のタスクを 1日でこなしたとします。
最も無能な人は、1日で100のタスクをこなしたとします。チームでつながっている場合、500のタスクをこなしても、その次の工程で、100のタスクしかこなせない場合、400のタスクが、余ってしまい、大量の在庫が余ってしまうことになります。
つまり、優秀な人がどんなに頑張って、大量をタスクをこなしても、チームの最終成果としては、最も無能な人が叩き出した100のタスクしか成果としては換算されません。残った400のタスクは、さらに4日かけて工程をこなしていくしかありません。
ではどうしたらいいのか?との話ですが、こちらも結論はとても簡単になっていて、そのできない人に合わせて、チームが全員、ゆっくりと仕事をするという解決策でした。
または、そのできない人の工程の部分をどうにかして改善していくと言うものです。
ただ、だいぶシビアに書かれている部分もありますが、最も無能な人の業務を改善する事はとても難しいことであり、その人を教育する時間を取るのであれば、もっと優秀な人を育てる時間に充てた方が良いと言うような意見なども見られます。
これも、おそらく真理だと思われます。
1番の解決策は、できない人には、それだけの仕事量をマネジメントして、その人の歩調に合わせて、チームもゆっくり仕事をすると言うのが、実は1番の解決策なのかもしれません。
そこで、私の実体験の話をしてみますが、つい先日、私の仕事を、ベテランの作業員に代わってもらったことがありました。
その仕事を、後で見返すと、とてもずぼらな仕事をしていて、数値がめちゃくちゃ、これではデータになりません。
その時は、ものすごく落ち込んだし、とてもイライラしましたが、上の話のことを思い出し、淡々と渋々納得することができました。
結局次の日、私自身がその仕事をやり直し、 2倍の仕事量になってしまい、結局仕事が増えてしまうと言う事態になりました。
これは、私自身のマネジメント、リーダーのマネジメントが、間違っていたと言うことで、そのベテランの作業員も、仕事が多すぎて、自分の仕事量の限界を超えてしまったようでした。
仕事と言うものは、シビアなものですが、チームの成果は、最も無能な人に依存すると言う話、あながち間違ってないと納得した、今日この頃の話です。
1番できない人の仕事量にチームが合わせる、これが真理なのかもしれません。
またひとつ新しい真理を覚えました。仕事って、難しい…。