自分の成果ではなく、チームの成果を考えるようになってから、仕事ができるようになった話
自分の成果では無く、チームの成果を考えるのが近道!?
ウェブの記事を見ていたら、非常に面白い記事がありました。
自分が仕事をしていて、感じたのは、尊敬する先輩にはどうやっても勝てない、自分が努力すればするほど、先輩との差は肌で感じでわかるようになる。
そして、5年もしたときにしたときに、自分は、普通の人間であると気づいた
といいます。
凡人の普通の人間が、尊敬できる先輩に近づくことができないと心の底から感じたそうです。
ただその人は、だからといって、
「自分の趣味に完全に逃げたり、プライベートを充実させるなどといったこともしたくなかった。」
ではその人はどうしたか?という事ですが、実はとても簡単で、
「自分の成果や努力を目標にするのではなく、チームの成果を目標に掲げた」
とのことです。
では具体的にどうしたのか?ですが、これもとても簡単で、
・大変そうにしている上司の仕事を、ちょっとでいいので手伝う、
そして、
・大変そうにしている部下が成果が出しやすいように、部下の仕事も手伝う、
そして自分のチームにとって、win-win-winの関係を築けるように、努力したそうです。
仕事は、自分1人でするものではなく、チームでするものです。自分の成果が得られるよりも、チームの成果が得られた方が、チームみんなで喜ぶことができます。その方が自分にとっては価値のあるものだったと気づいたそうです。
それからというもの、なぜか、今までよりもスムーズに仕事が進むようになりました。もちろん尊敬している先輩のように成長することができませんでしたが、チーム自体が成長し、周りとの関係も良くなりました。
いつの間にか、自分の仕事が以前よりも好きになっていたそうです。
そうこうしているうちに、普段は寡黙な目標としていた優秀な先輩が、自分に声をかけてくれたそうです。
「とても仕事ができるようになったね」
と言われたそうです。
この話、私にとってもとても目から鱗でした。私も、凡人で普通の人です。むしろ、うつ病を患って、病気休職をしたところからすると、普通の人よりも、全然できない人です。
私がどんなに頑張っても、超えられない壁はあります。私が頑張りすぎれば、またうつ病が再発してしまう可能性だってあります。
でも、チームであれば、話は違います。「職場に自分にとって最高の友人がいる人は、成果が12倍」との記事も書いたことがありますが、自分のチームを愛する精神が、大事だと気づくことができました。
「スラムダンク」の「流川楓」がチームを信じて、周りにパスを出し始めたことで、「山王の沢北」と同等のプレイができたように、自分のチームは、大切にすることが第一選択であるようです。