「職業メイドhitomi」 が素晴らしすぎて感動した件
自分だけじゃなく周りも成功させられる人
本当に素晴らしくて、感動しました。プロフェッショナル仕事の流儀で、メイドカフェで14年間店員を続けるhitomiさんを特集していました。14年間、ずっとメイドを続けていて、すでに年齢は30を超えていて、結婚して子供もできていました。
しかしまさしくプロフェッショナルに相応しい人で、1番大きな秋葉原のメイド喫茶で、現役として働いていました。
いろいろ素晴らしい点はあったのですが、新人メイドの「りりな」とのやりとりが人を育てるのはまさしくこうだろうというようなところがあったので紹介します。
hitomi「ご主人様との会話の仕方について悩んでいることがあります。
具体的にはどの部分について悩んでいる?」
りりな「ご主人様の所に挨拶しに行った後、何か一言かけたいと思うのですが、なんて声をかけたらいいのかわからなくて、戸惑ってしまいます。」
hitomi「そっかー、他の人たちは、うまく声かけができてるって思っちゃう?自分はうまくできてないって感じちゃう?」
りりな「泣き… ずっとメイドに憧れていて、でも自分に自信がなくて、なかなか踏ん切りがつかなくて、2年ぐらい経って、ようやくメイドになれたんですけど…」
hitomi「そっか、そうだよね、難しい、んー、どこが難しいかなぁ、やっぱり緊張しちゃう?」
りりな「泣き…うなづき」
hitomi「んー、でも、それが個性だと思うな、逆に。
別にメイドさんが全員お話し上手である必要はないし、私みたいにたくさんしゃべっちゃうメイドさんあんまり好きじゃないなぁって思う人もいるし、りりなちゃんみたいに、話がたくさん盛り上がるって言うわけじゃないけど、いつも笑顔で、接客してくれる人が好きな人もたくさんいると思う。」
りりな「泣き…」
hitomi「難しいよね、メイドって、かわいいだけじゃできないし、でも2年間も悩んで、メイドさんになって。私からしたら、相当根性あると思うよ。2年間も葛藤したわけだから、メイドりりなの信念としては、すでに、相当素晴らしいものがあると思うよ。だから、ちょっとでも早く、楽しくなれるようにできたらいいね。」
りりな「涙…。」
なんて素晴らしいカウンセリングでしょうか。
念願のメイドになって、実際にやってみて、うまくいかなくて、悩んでいたりりなをうまく立ち直らせて、メイドとしての楽しさを教えたいという気持ちがとても伝わってきます。
世の中には、色んな人が自分の仕事と向き合っていますが、本当に素晴らしい人は、自分だけが仕事で、成功する事を考えるのではなくて、周りにいる人も元気付けて、一緒に成長させてあげられる人が、本当に優れた人なのではないかと思っていますが、hitomiさんはまさに、それを体現しているのではないかと思わせてくれました。素晴らしい。
そして、場面は変わって、さらに新人のメイドさん「りりな」が、立ち直っていくところが描かれていて、さらに感動しました。
ナレーション「2週間経ってもりりのはやはりどこか所在なげ。。」
hitomiさんは、りりなに、声をかけます。
hitomi「どう緊張してる?」
りりな「…頷き」
hitomi「なんか、目に入った物を会話の糸口にしてみると良いと思うよ。別に絶対盛り上げなきゃとかっていう気持ちじゃなくて、ちょっと目に入ったものをご主人様に聞いてみるっていう感じでいいと思うよ。」
hitomiさんは、りりなを少し遠くから見守ることにした。
りりな「失礼します。飲み物に書く絵ですが、何かリクエストありますか?
客「そしたら似顔絵とか、ウサギとか」
客「きれいにかかはりますね。」
りりな…絵を書きながら「…京都の方ですか?京都の方ですか?」
客「あーそうです、僕京都出身です。かかはるとか言ったからわかったんですかね。」
りりな「そうです。京都いいですよね、私京都めっちゃ好きです。行ったことないんですけど。」
客、「笑、行ったことないんですか。」
そして、いつの間にか、笑顔になっているりりながいた…。
どうでしょうか、うまくできなかった、接客が少しずつできていく姿に、とても感動します。そして、人間は、ちょっとの変化で変わることができるそというその変化を捉えていて、すごくよかったです。成長のストーリーや物語は、とても良い。
メイド喫茶は行ったことがなかったですが、これを見て、もし機会があればぜひ行ってみたいと思うに至りました。いやー、面白かったなぁ。
「職業メイドhitomi」オススメです。