どうやらなりたい自分を想像することが逆効果であることが確実になった件
たくさんの自己啓発書に書かれていることは逆効果!?
子供の頃からよく言われていた事実として、なりたい自分を想像して、何度もイメージがすることが大切だと、多くの自己啓発書や大人から言われて育ったという人は多いのではないか?と思いますが、それが、完全に逆効果であることが、どうやら判明されたようです。
その実験を紹介しますと、
ニュ ーヨ ーク大学心理学教授のガブリエル ・エッティンゲンは 、欲しいものを夢に思い描くだけで 、実現の可能性が高まるといった類の説に猜疑的だった そうです。
そこで 、同氏は研究を重ね 、自分の考えが正しいことを証明しました。
実際 、彼女は十二分に正しかった 。夢見ることは 、あなたの望みを実現しないばかりか 、欲しいものを手に入れるチャンスをも遠ざけてしまう 。つまり逆効果ですらあると!!
残酷すぎる成功法則に、上記のことが書かれています。
夢見る事は、望みを実現する事はありません、それどころか、さらに状況を悪化させてしまう可能性もあると指摘しています。
巷に溢れる自己啓発書の望めば、願いが叶うと主張する本のいかに多いことか、しかし、これからは、その主張に出会った時には、真っ向から否定することができます。
この本には、ではどうすれば、自分の願いや望に近づけることができるのか、
という答えも用意している点が優れたところです。
このブログでもよく紹介していますが、イフゼンプランニングを組み合わせたWOOPの法則と言う方法が紹介されています。
簡単に紹介すると、
まずは自分の願いを想像する、
ここまでは一緒ですが、
その後に、それを達成するための過程で、どんな失敗や問題が出てくるだろうかと考え、もしその問題が出てきた場合の対処法を考えておく
という方法です。
非常に簡単な方法で、この方法はイフゼンプランニングでプランニングすることができます。
例えば、毎日運動することで、体重を減らすことを夢見た場合、毎日運動することが続かない場合が、生じてくる可能性があります。
その時は、運動できなかったときのために、どうするか決めておくという方法です。
いつも習慣にしてきている、散歩が大雨の影響でできませんでした。
その時はどうするのかということを事前に考えておくのです。
イフゼンプランニングでプランニングすると、もし大雨の影響で散歩ができなかったときは、室内で踏み台昇降運動を20分行う
という代替え案を先に考えときます。
このようにWOOPの法則を使用した人は、使用しなかった人に比べて、目標達成率が80%の向上したということがわかったそうです。
とても有名な法則になってきた感がありますが、私もWOOPの法則とイフゼンプランニングを一緒に使用していこうと気持ちを新たにしました。
まず、多くの自己啓発書で述べられている「願えばかなう」が、全くの逆効果であることがわかっただけでも、非常に自分の生活が改善するかと思われます。