知っておけば必ず人生が改善する!!幸せな人の苦しみのとらえかた
幸せな人の苦しみのとらえ方がめっちゃ心に響く!!
ハーバードの人生を変える授業の書評です。
苦しみを1時的なものと捉えると言う考え方が面白かったので紹介します。
著者は、人生に悲しみや苦しみはつきものであり、世界で1番幸せな人でさえ、悲しみや失望、怒りや嘆きを経験すると説明し、幸せな人と不幸せな人の違いは、辛い思いをするかしないかではなく、辛い感情への取り組み方と、その経験をどう解釈するかにあると説明しています。
以前に、こんな記事も書いていますが、同じことを主張しています。
不幸せな人は、辛い気持ちはずっと続くものだと考えがちで、それゆえに辛い気持ちが長く続きます。一方、幸せな人は、辛い感情も他の感情と同じ一時的なものだと考えており、そう思っているからこそ嫌な経験を忘れやすくなります。
辛い経験を、いずれ終わる一時的なものと捉えるなら、嫌な事は自然に過ぎて行きます。辛い気持ちは自然に生まれて、同じように自然に去っていくと言うことを知るだけでも、幸福度が高まると説明しています。
人生の幸福には、苦しみや痛み疲労感といったものが必須で、そういった苦しみを受容して、生活していくことが、幸福度が上昇する要因であると説明する専門家は数多くいて、このエピソードも同じようなことを説明しています。
マインドフルネス瞑想の達人は、痛みを感じていないわけではなく、常人と同様に痛みは感じていますが、その痛みに対する反応の仕方を変えているということもわかっています。
幸せな人というのは、痛みや苦しみを感じない人ではなく、痛みや苦しみとうまく付き合っていける人なんだということがよくわかります。
この考え方を知るだけで、自分の人生への取り組み方やQOL(生活の質)は、大きく改善できます。
そのようになるにはどうするかですが、やはりマインドフルネスや呼吸法を毎日コツコツと実践していくのが1番の近道ではないでしょうか?
本から学べることは、本当に有益だと思った次第です。