慢性疾患での死亡90%は、毎日の習慣で防げる!!体を大切にすることからー【ハーバードの人生を変える授業の書評】
何度か記事にしているハーバードの人生を変える授業の書評です。
今回は「体を大切にする」ですが、このブログでも、何度か紹介していますが、慢性疾患である糖尿病や癌、心臓病で、アメリカでは10人中9人が死亡します。
しかし、その慢性疾患は、何を食べるか、毎日運動しているか、睡眠をしっかりとっているか、といった自助努力で90%は防ぐことができるという研究結果が出ています。
つまり、生活習慣を改善するだけで、糖尿病、がん、心臓病で死亡する人は、90%以上減少するということです。
本書でも、私たちが長生きで、健康で、より良い人生を送るためには、摂取する食物の質と量についてもっと気を配る必要があると説いています。
例としてブルーゾーンと言う健康で長生きする人たちが数多く住む地域を紹介していて、日本の沖縄の生活を例としてあげています。
沖縄は、最近では、平均寿命が、少し減少した感じはありますが、昔から長寿であることが知られています。
沖縄での、果物や野菜、ナッツ類などがよく食べられています。また、食事の時人々は、腹八分を自分に言いきかせて食べすぎないように気をつけているそうです。
著者のタルベンシャハーは、個人的に沖縄の腹八分の食習慣を取り入れ、慣れるまでに数カ月かかりましたが、何をどんなふうに食べるかに気を配る習慣を身につけたそうです。
体を大切にし、食事を楽しみ、それと同時に適量心がけましょうと結んでいます。そうすれば、これから先もずっと食事を楽しむことができるということです。
個人的には、ダイエットに成功してから、腹八分で全然満足するようになりました。体重が減ると、腹八分の習慣も取り入れやすくなると思います。
また、週に1回は、スーパーに行って、旬の野菜や果物を買う習慣も私の健康生活に役立っています。
日々の習慣を変えて、長寿を目指しましょう。