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【マインドフルネスの実践実話!】エトナのCEO-ベルトリーニに感動する話

マインドフルワークにあったエトナのCEOーベルトリーニの話を書きたいと思います。

 

ベルトリーニは、家族とともに待望の休暇を過ごしていました。急斜面をこよなく愛する熟練したスキーヤーであるベルトリーニは、ハートフォードから妻と娘を連れてキリングトンに滞在していた。

 

ベルトリーニの滑りはとにかく早い、最も不安定な地球でさえお手の物で、いつも先頭切って滑っていた。

 

しかしある時、その早いペースで滑りながら、振り向いて娘のローレンのほうを見ようとした。ベルトリーニはローレンを視界にとらえることができなかった。

 

 

スキーのエッジが雪に取られて空中に放り出された。そして、岩棚を飛び越えて谷に20メートル落下した。ローレンがベルトリーニを見つけた時、彼はピクリとも動かなかった。

 

彼の首の骨が折れ、肋骨も五個所骨折していた。肩甲骨は真ん中で、真っ二つになっていた。脊髄から左腕ににつながる神経は引きちぎられていた。

 

しかし、ベルトリーニは、一命を取り止め、なんとか回復し、1週間後に病院を退院した。これはちょっとした奇跡で、彼は理由の1つを自分の体力のおかげだと考えた。

 

 

しかしながら、事故後の彼は、痛みのためにすっかり衰弱してしまった。彼の左腕は元通りにはならないということがはっきりし、神経障害が起こり、手足の痛みが続いた。1日中誰かに腕を火で炙られているような感じで、それは今でも続いていますと彼は言う。収まることがないんです。

 

薬は全部飲みました。そのおかげでいつもぼーっとして、痛みはなくなりませんでした。彼は言う。痛みがいつまでもやってくるんです。やがて、ベルトリーニの体重は20キロ近くも超過し、同僚たちは長期障害の手続きをとって仕事やめたらどうかと勧めた。

 

ベルトリーニは、一生薬物でぼんやりしながら家でじっとしているなんてまっぴらだと考えました。

 

やがて毎日のヨガの延長として、瞑想を始め、マインドフルネスについても有用性を認めると、毎日、朝晩に実践するようになった。

 

こうした修練を通して内なる自己に集中することによって、自分の痛みをコントロールできることに気づき始めたんです。かつての彼は、その日に片付けなければならない仕事について常に考えを巡らし、今起こっている出来事に注意を充分に向けることがなかった。

 

だが今は、今この瞬間に生きている。難しい考えや感情を扱うこともずっと簡単になった。

 

痛みへの対処も同じです。それを痛みと認識するー私の場合は生物学的な現実として認識します。だから痛みが起きたとき、すぐ手放してやることができるんです。

 

痛みは、避けようがない。だが苦しみは自分次第で避けられる。痛みを意識し、受け入れ、それが私たちの精神にかける揺さぶりを探求し、それと一体化しないでいられるか?

 

ベルトリーニは、痛みを経験することが選択したが、それに苦しめられることは絶対に受け入れなかったということです。

 

ベルトリーニは、事故前から野心や才能に満ちていた。だが数年間のマインドフルネスの実践は、仕事においてさらなる細やかな恩恵をもたらした。痛みが相当軽減されたことに加え、責任がますますのしかかってくる中で、ストレスを感じることが少なくなったのだ。

 

ベルトリーニは、こんな時は慌てて見ても仕方ない。こういう時に必要なのは、心を今ここに集中しておくことだ。

 

ベルトリーニは、2000万人の顧客を抱えるエトナのCEOに就任した。

 

感動的で素晴らしい話ですが、ベルトリーニ個人が素晴らしいのか?マインドフルネスが素晴らしいのか?どっち?ってかんじの話になってます。

 

マインドフルネスは、10%程度幸福度がアップするとの研究結果が多いので、一般人は、そのくらいの気持ちで、マインドフルネス瞑想を実践するのが、良いと思います。