食べて良いたんぱく質ランキングベスト7ーやっぱり加工肉は最下位
食べて良いたんぱく質ランキング発表!!
タンパク質に優先順位をつけて、どんなものから食べていくかという本が面白かったのでメモ。
どのタンパク質から取っていくかということがランキング形式にされていたので、紹介します。
タンパク質にもいろいろな種類があって、タンパク源を個別に厳選すれば、栄養面での心配は無用であるとの主張がありました。
本書に紹介されている食べる順番ランキングを発表します。
①青果物
アスパラガス、アボガド、いんげん豆、ブロッコリー、カリフラワー、ひよこ豆、コラードグリーン、レンズ豆、えんどう豆、ほうれん草
②ナッツ
アーモンド、カシューナッツ、ピーナッツ、ピスタチオ、くるみ
③海産物
ヒラメ、ニシン、サーモン、ホタテ貝、エビ、舌平目、ティラピア、マス
④白身肉
鶏肉、七面鳥肉
⑤乳製品
チーズ、クリーム、牛乳、ヨーグルト
⑥赤身肉
牛肉、鴨肉、ひつじ肉、豚肉
⑦加工肉
ベーコン、サンドイッチ用加工肉、サラミ、ソーセージ
の順番になっています。
私たちが好きなのは、ベーコンやソーセージのような加工肉ですが、やはり食べるのを控えるように、最下位のランキングになっています。
本書は、アメリカ人のトム・ラスの著書なので、海産物が少なめですが、日本人であればお寿司やお刺身等は非常に良好なタンパク源として摂取できそうです。
本書では現代人に不足しているオメガ3にも言及していて、オメガ3には、不安を和らげ、炎症を抑える効果もあると言及しています。
オメガ3を摂取する被験者と摂取しない被験者に分け、影響を調べた実験では、オメガ3摂取グループの不安症状は、非摂取グループと比べ、20%改善したほか、炎症症状も大幅に和らいだそうです。
抑うつには非常に有用なオメガ3ですが、まだ酸化しやすく良質なサプリメントが見出せてない状況ですので、海産物や、ナッツ、シーズなどから摂取するのが1番だと思います。
注目すべき部分は、ナッツ類が非常に良質の蛋白源である部分です。くるみやピスタチオは、スーパーにも、多く売っているので、定期的に食べるのが良いと思います。
いつもくるみはよく食べるのですが、どうしても値段が高いのが、気になってしまいます。しかし将来の健康の為と思えば、高くない出費と考えて、ナッツ類の摂取を多めにしようと、気持ちを新たにしました。
高い食材は、健康的であるとの理由もまたひとつわかりました。
余談ですが、テレビで「ひふみん」こと加藤一二三元棋士が、チーズやヨーグルト等を食べまくっていたのですが、あまり良質なたんぱく質では、ありませんでした。
生ける伝説、77歳の加藤先生が少しでも長生きできるよう乳製品の摂りすぎ注意と教えてあげたいです。