【ストレスが酷すぎる人必見!!】アーロンベック博士のAWAREテクニック非常に使えそうな件
AWAREテクニックでストレスを受容しよう!!
ストレス対策には、様々な方法をたくさん持っているとそれだけでストレス免疫ができストレスをやり過ごせる事は、今では常識ですが、その中でも、アーロンベック博士が開発したAWAREテクニックが非常に使えそうですのでご紹介いたします。
アーロンベック博士は、認知行動療法の父と呼ばれた、非常に有名な心理学者ですが、博士の提唱しているストレス解消法が非常にためになりました。
「AWARE」は、
このテクニックで使うステップの頭文字をとったもので、
アクセプト(Accept:受容)
ウォッチ(Watch:観察)
アクト(Act:行動)
リピート(Repeat:反復)
エクスペクト(Expect:期待)
の5つで構成されています。
このテクニックは、単に不安やイライラを受け入れるだけでなく、あなたにとって価値の高い行動の数を増やしていくためのガイドラインとしてデザインされています。
ステップ1:アクセプト(Accept:受容)
なぜか心臓がドキドキしてきた、なぜだかよくわからない不安感が心の中をモヤモヤさせている、などと感じたら、それらの感情を受容の精神で、受け止める方法がステップ1のアクセプトです。
そして、非常にためになった部分ですが、ここでポジティブにならねばや心配ばかり感じている私は普通の人と違うと考えるのは最悪の一手。
受容の精神で、この嫌な気持ちや、ネガティブな思考は、とても普通で自然なものなのだと受け入れてみることがポイントです。
まずは、自分の中に普通にネガティブな思考や感情が存在する普遍的な事実を認めることがステップ1になります。
不安などは、自分のなかでしっかり受け止めて、観察するのが良いよとか記事を書いていますが、それとよく合致してます。
ステップ2 :ウォッチ(Watch:観察)
次に、ネガティブな思考や感情から距離を置いて、自分とは無関係なものとして眺めてみましょう。
大抵の人にとって、不安や イライラは、一時的なものです。何もせずに放っておけば、やがて感情の波はおさまっていきます。
そこでこのステップでは、不安やイライラをただ見つめ、あたかも雲のように自動的に消えていく様子を観察してみましょう。不安は嫌だな、夜、またイライラしてしまったのように良い悪いの判断をせずにただ淡々と思考や感情を眺めるのが大事です。
ステップ3:アクト(Act:行動)
ここまでのステップであなたのネガティブな感情はかなり減ったでしょう。しかし不安やイライラは根深いもので、一朝一夕には効いてくれないはずです。しかしそれで構いません。あくまでネガティブな感情とは戦わずに、ただ有益な行動を増やすのがAWAREテクニックのポイントです。
ステップ3では、不安の存在を認めたまま、あたかも不安がないように行動してください。
ステップ4 :リピート(Repeat:反復)
ここまできたら、後はステップ1から3を何度も行うだけです。
何もやる気が起きないと思ったら、すかさず受容→観察→行動。イライラすると思ったら、再び受容→観察→行動。
同じサイクルを何度も繰り返すうちに自動的に1から3までのステップを行えるようになるはずです。
ステップ5 :エクスペクト(Expect:期待)
最後のステップは、アクト(Act:行動)の補足になります。
人間はだれでも自分の行動に対して良い結果を期待するのですが、当然ながら結果が吉と出ることもあれば、凶と出ることもしばしばです。
そんな時にあまりにも現実とかけ離れた期待をしていては、物事が失敗に終わったときのストレスが激増してしまいます。
大事なのは行動の結果に対して希望と自信を持ちつつも、決して手軽な解決を望まないことです。現実に起こり得る様子を観察しながら、淡々と行動していきましょう。
実際に私も、この5つのステップを繰り返しやっていた時期があったのですが、ストレスの多い時期には、このAWAREテクニックは非常に効果のあるテクニックとして力を発揮します。
今現在強いストレスに悩まされていると言う人は試してみてはいかがでしょうか。