自分がやれるとのマインドセット変換が、成功への鍵
どうやったら、「しなやかマインドセット」を獲得できるのか?
ここ1年位で、大きく認知を広げてきた、マインドセットと言う考え方。
マインドセットの考え方を始めて世に知らしめたキャロル・ドゥエック博士は、2つのマインドセットがあると考えています。
1つのマインドセットが、人間、その人の能力は、生まれた時から決められており、人生を経ても、能力は変わらないと言うマインドセット。
2つ目のマインドセットが、人間の能力は努力や信念、考え方によりいかようにも伸ばすことができるというマインドセット。
もちろんこの2つの考え方のうち、どちらのマインドセットが役に立つかは、考えなくてもわかるとおり、2つ目のマインドセットを持っている人が成功しやすいという基本的なキャロル・ドゥエック博士の考え方。
もちろんこのような感覚が生まれてくると、気持ちもポジティブになるし、行動力も何十倍にもなっていきます。
このマインドセットを持つと、何が良いかですが、自分への信頼感や充足感、全能感が生まれてきます。
マインドセットの考え方は、プラセボ効果に似ていますが、影響の現れ方は、プラシーボ効果も何十倍の効果にもなり、加速度的に生活が変わっていくことがわかっています。
もしかすると、人生に最も大切な考え方は、やればできる!とのマインドセットなのかもしれません。
私がこのキャロル・ドゥエック博士のマインドセットの考え方を知ったのは、ちょうど5年前、2014年の夏ごろだったでしょうか、ちょうど私の中の絶望期である休職真っ只中の時でした。
何か、自分を成長させたいために、ためになる本はないかと、出会ったのが「マインドセット やればできる!の研究」でした。
当時は、私は完全な「コチコチマインドセット」を持っている人間でして、この本を読んでいた時は、完全にこの本の主張を受け付けることができず、この本を読んでいて、気持ちが悪くなった事を覚えています。
「しなやかマインドセット」を持っている人間は、人は変わることができる、成長することができる、失敗は、自分が成長するため必須のものであると考えることができる人であると、これでもかと言うばかりに主張しているのが本書でした。
私の中で、そんなはずはない、いくら頑張ったところで、その人固有の能力の限界値は決まっていて、さらにその限界値は成人した20歳以降は、ほとんど変わらないだろうとの考え方を持っていました。
本書で言うところの「コチコチマインドセット」の人の考え方の典型例です。正直、この本を最初に読んだときは、全く博士の主張が耳に入りませんでした。
これが5年前の頃の私です。そして2015年ごろに復職を果たすのですが、私の中では、いまだに「コチコチマインドセット」のままでした。
私のマインドセットが変わったのは、実は最近で、2017年の終わりから2018年に入ってからだと思います。
2019年の今は、「しなやかマインドセット」の持ち主に徐々に変わってくれているのではないかと思っておりますが、なぜこのマインドセットに変わることができたかですが、非常に大変な壁を超えた経験をしたからに他なりません。
この経験をしたことで、頑張れば、さらに自分の能力を上げることができるし、自分の力で、自分の世界を良い方向に変えることができるとの確信めいた自信がつきました。
「しなやかマインドセット」に変換できるには、人生観が変わるような、激しい経験が必要なのかもしれません。
いずれにしても、「しなやかマインドセット」が、人間の成長や成功に大きく関わっている事は事実ですので、どうやったら「しなやかマインドセット」を持つことができるか、今後も調査していく次第であります。