【人間関係を良好にする鍵!!】私を救ってくれた箱から脱出するという考え方
人間関係を良好にする鍵は、自分が箱に入っていないか確認すること
私を救ってくれた箱の話をしたいと思います。
この本は非常に有名な本ですので、読んだことがあるという人が多いと思いますが、「自分の小さな箱から脱出する方法」という本です。
人間関係のパターンを変えれば、その人間関係はドンドンと良好になっていくという趣旨の内容を書いた本ですが、非常に素晴らしい本ですので、たくさんの方が読み、そしてベストセラーになった本です。
そして、この基本的な考え方も非常に単純で、とてもわかりやすい考え方になっています。
基本的な考え方は、下記のとおりです。
自分への裏切り
①自分が他の人のためにすべきだと感じたことに背く行動を、自分への裏切りと呼ぶ。
②一旦自分の感情にそむくと、周りの世界を、自分への裏切りを正当化する視点から見るようになる。
③周りの世界を自分を正当化する視点から見るようになると、現実を見る目が歪められる。
④したがって、人は自分の感情に背いた時に、箱に入る。
この考えを思い出した瞬間に、今の自分の状況にぴったりと当てはめることができました。
仕事で嫌な事があったのですが、とにかく嫌な気持ちで、イライラしていて、腹立たしい気持ちになっていました。なぜこんなにも嫌な気持ちになっているのかわかりませんでしたが、
上の事実を知る事で、すっきりと自分の状況を理解することができました。
上司に、たくさんの仕事を押し付けられていましたが、どこかで自分を擁護するような考え方をしていて、これは自分がやらなければならない仕事であると認識していながらも、自分を擁護したり、自分がだらけたいという気持ちから、きっちりとその仕事をやっていなかったという事実に目を背け、ただただ上司に憤りを感じていたという事実に気づきました。
そして、今の自分の嫌な現状を全て上司のせいにして、イライラしていたというとても大きな真実に気づくことができました。(つまり現実を自分の視点から歪んでみていたことになります。)
確かに、上司のやり方は理不尽で腹立たしいことには変わりはありませんが、その全てが上司のせいではなく、自分の怠惰な部分を自分で見て見ぬふりをしていたという事実に気づいたのです。
それに気づいただけで、自分の嫌な気持ちはどこかへ消え去り、自分のやるべき事をやろうと言うする意欲がむくむくと湧き上がってくる状況になりました。
(自分がやろうと考えていたことをやってなかった事実を見て見ぬふりをして、その責任を他人に擦り付けるという行動を取っていたため、ものすごく嫌な気分になっていた…ということだったのです。)
たったこれだけのことを知っているか知っていないかで、今後の自分の人生にとても大きな、影響を与えてくれるだろうことがはっきりとわかりました。
小さな箱から脱出する方法、非常にお勧めです。
未読の人は、是非!!