東日本大震災からの心的外傷ストレス成長
震災にめげず前を向く人々
この前3·11を迎えたということで、テレビでもいろいろなドキュメント番組がやっていました。
その中でもNNNドキュメント「復興ラグ大震災8年、人は…町は…」を見ていました。
報道番組やドキュメント番組は、辛い状況に焦点を当てて、復興がなかなか進まないであるとか、8年たっても、人が戻ってこず、ラグがあるという事を報道している感じでしたが、そこで紹介された人たちは、大きな心的外傷後成長を見せていて、とても感動しました。
その中でも、90歳の甲谷強さんは、成長遂げている、素晴らしい人だと思いました。
90歳になっても、地区の復興のために尽力し、90歳の齢ながら、漁業学校を始めたり、毎日海に出て、がれきの処理や漁をずっと続けている人でした。
東日本大震災の復興が、自分の残りの人生にかけられた使命であると語り、諦めずに前を向く姿勢に感動を覚えました。
本当に90歳かと思うようなものすごいバイタリティーを発揮して、復興を目指している姿勢に、甲谷強さんには、心的外傷後成長が見られるのではないかと思って見ていました。
どんなにひどい状況になっても打ちのめされたりせず、前を向く姿勢、あきらめず粘り強く続ける姿勢が、とても大事であることがわかりました。
報道番組やドキュメント番組も、復興の遅れを報道したいのはわかりますが、そこで暮らしている人々にスポットを当てて、その人々の再生のストーリー、8年間でどのような葛藤を乗り越えて、成長してきたかという部分をもっと報道しても良いのではないかと思いました。
どんな気持ちで8年間を過ごしてきたとか?
ここまで、復興を目指すきっかけになった出来事とか?
どんな考えた方をしている人なのか?
などがわかれば、成長を遂げられる人がどんな人か?ということがよくわかるのではないかと思って見ていました。
いづれにしても、諦めずに前を向く事がとても大事であると改めて思いました。
私も、諦めずに今掲げている目標に向かって、一歩一歩努力し続けていきたいと思います。そして、東日本大震災をきっかけに、成長していっている人は、たくさんいると思いますので、そんな人々を探して、勉強したいと思っております。