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ドラマ「僕らは奇跡できている」が素晴らしかった件ー【孤独と繁栄は、紙一重】

自分の力を証明しようと躍起になると孤独感が強まる!?

 

ドラマ僕らは奇跡でできている第7話の感想ですが、素晴らしいの一言です。

 

こんなに素晴らしいドラマはなかなか無いのではないかと思うぐらい、今クールのドラマで私のナンバーワンのドラマになっています。

 

ずっと日常系で、心温まる話ストーリーが多いドラマでしたが、今回の、第7話は、録画しといて本当に良かったと思えるほど、すごく良質なストーリーでした。

 

第一話から、ずっと主人公と仲良くしていた、虹一くん、主人公の子供の頃を見ているようで、ほっとけず、ことあるごとに遊んだりしていましたが、今回はその虹一くんが主役の回でした。

 

虹一くんのお母さんは、学校のテストで、全然良い点が取れない虹一くんを怒り、良い点を取らなければならないと虹一くんを諭します。

 

虹一くんとお母さんの関係は険悪になってしまい、主人公の一樹の家に助けを求めるといったストーリー。

 

その時、虹一くんのお母さんに話した、主人公、一樹の打ち明け話が非常に心に刺さります。

 

僕は子供の頃、人と同じようにできなくて、先生に怒られてばかりました。

 

僕を馬鹿にしたようなことを言う人たちもいて、学校は大嫌いでした。

 

でも理科は大好きでした。

 

中学の時に理科クラブに入りました。

 

ある時理科クラブで17年ゼミの研究発表して、みんなにすごいって言われました。

 

先生にも褒められました。

 

そんなこと初めてでした。

 

すごいって言われるのが嬉しくて、もっとすごいって言われたいと思いました。

 

すごいって言われたいから理科クラブを続けました。

 

僕を馬鹿にした人たちのことを見返してやりたいとも思いました。

 

最初は楽しかったです。

でも生き物ことだけは絶対に負けたくないと思っているうちに、すごいことをやらなきゃって思うようになりました。

 

そうしたら、生き物観察が楽しくなくなりました。

 

辛くなりました。

 

寝る時「いぃ~っ」てやっても、眠れなくなりました。

 

僕の祖父は、やりたいならやればいい、やらなきゃって思うならやめればいいっていました。

 

笑っていいました。理科ができてもできなくても、僕は居てもいいんだなあって思いました。

 

そうしたら、よく眠れるようになりました。生き物の観察をまたやりたいって思いました。

 

僕は、やれないことがたくさんありましたが、今もありますが、やりたいことがやれて、ありがたいです。

 

虹一くんは、絵を描くことが大好きです。あっ、お母さんのことも大好きです。

 

 

なんとも考えさせられてしまう、告白ですが、ケリーマクゴニガル博士のストレスを力に変える教科書の一節に、こんな話があります。



ミシガン大学の心理学者ジェニファ ー ・クロッカ ー (現オハイオ州立大学教授 )は 、 1 9 9 9年から 2 0 0 0年にかけて 、サバティカル (長期休暇 )を取得し 、授業や教務から離れることになりました 。

 

通常 、サバティカルは創造力を回復したり 、研究に没頭したりするための素晴らしい時間だと思われていますが 、じつは 、クロッカ ーは燃え尽きてしまっていたのでした 。

 

 

自分の価値を証明しようと 、死にもの狂いで何年も奮闘したあげく 、クロッカ ーは精も根も尽き果ててしまいました 。

 

とうとう休暇を取ったのは 、ここまで自分を追い詰めたりせずに 、新たな気持ちで目標に取り組むにはどうすればよいか 、じっくりと考えたいと思ったからでした 。

 

サバティカルの年の春 、クロッカ ーは親しい友人とコ ーヒ ーを飲みながら話していたときに 、カリフォルニア州サウサリ ートで開催される 「プロフェッショナル ・リ ーダ ーシップ ・ワ ークショップ 」のことを聞きました 。

 

 

ぜひ参加したほうがいい 、とその友人が強く勧めるので 、クロッカ ーはとりあえず 、たいした期待もせずに参加することにしました 。

 

ところが 、その 9日間のワ ークショップで学んだことこそ 、彼女がまさに必要としていたことだったのです 。

 

そのワ ークショップの主要な課題は 、 「自分の価値を証明しよう 」と躍起になることがもたらす弊害について考えることでした 。まさにクロッカ ーが身をもって経験したことです 。

 

 

クロッカ ーははっきりと気がつきました 。わたしはこれまでつねに他人との競争に追われ 、自分のことばかり考えていて 、 「自分よりも大きな目標 」なんて考えたこともなかった 。そんなふうに仕事に取り組めるようになるには 、抜本的な変化が必要かもしれないけれど 、バ ーンアウトの解決にはうってつけかもしれない ─ ─そう思ったのです 。

 

 

 

クロッカーも、ドラマの一樹と同じように、自分の力を証明しようと躍起になっていたことにより、精も根も尽き果ててしまい、幸福度が大きく下がってしまいました。

 

そしてそれは、自分の価値を証明しようと躍起になることをやめて、もっと大きな目標のために自分の力を使う事で解決することがわかったのです。

 

ドラマの一樹とクロッカーの話、とても似ていて、共通点が浮かび上がってきます。

 

ここまで、きっちりと描いてあるドラマは数少ないのではないでしょうか?、そしてここまで学べるドラマも数少ないドラマです。

 

ここから、学べるヒントは、「自分のために頑張るよりも、自分がやりたいと思うことを人のために、やる」ということでしょう。

 

私も、やらなきゃと思う事をなるべく少なくして、もっと人のためにやりたいと思う活動を増やしていこうと思った次第です。

 

ドラマ僕らは奇跡でできている、めちゃくちゃオススメのドラマの1つです。