サラリーマンに通ずる真理「飽きてからが本当の勝負」ー松本人志の名言から学ぶ
飽きてからが、本当の勝負!!
ちょっと古いですが、 7月16日、日曜日のワイドナショーでの松本人志の名言が非常にためになりましたので、紹介します。
ニュースは、全英オープンに出場したバーナード・トミック(24、オーストラリア)は、試合に負けた後、コメントを求められたところ、「テニスに飽きた」と発言し、話題になったとのニュースでした。
テニスでお金を貰っている人が、誰もが憧れる全英オープンに出て、負けた後に、「テニスに飽きていた」との発言は、非常にショックを受けます。それとともに、「飽きていた」から、負けたのだとの負け惜しみにも聞こえてきます。
また、「勉強に飽きた」、「仕事に飽きた」、「ブログに飽きた」という発言は、多くの人がしていると思います。そして、どうやったら、飽きないように、勉強や仕事やブログを継続できるのか?の疑問の答えは、みんなが知りたいことだと思います。
このブログでは、何度も人生の成功には、誠実性の性格傾向が、非常に重要であると述べていますが、誠実な性格とは、物事に真摯に取り組み、忍耐力や我慢強さを発揮し、粘り強く頑張る性格傾向を指します。
勉強飽きたからもうやめる、仕事飽きたからもうやめる、ブログ飽きたからもうやめるは、子供や学生時代は通用するかもしれませんが、大人になってからは、この飽きっぽい性格は、非常に不利であることがわかります。
そこで、松本人志の名言が非常に参考になりました。
発言を求められた松本人志が語ったのは、
「マンネリや嫌々やっているようになってからが、本当の勝負で、いかに飽きないように番組を盛り上げるか、飽きてきた状態で、そこから、楽しみやちょっとした面白さを見つけるのが、本当のプロであると僕は思う」
と発言していました。
科学的に、最も信頼されている性格のビックファイブの中で、人生の成功に必要な性格傾向が誠実性であることがわかると、松本人志の発言は、非常に納得できるものです。
楽しんでいるうちはまだまだで、飽きてきた、特に面白くないような状況になってからが本当の勝負で、そこからがプロであるとのことでした。
深い話ですが、真理だと思います。
また、ダウンタウンDXやダウンタウンのガキのつかい等の超長寿番組を持つ松本さんならではの説得力があります。
ゲストコメンテーターの泉谷しげるさんも同じようなことを言っていて、泉谷しげるさんの名曲、春夏秋冬は、それこそ何千回も歌ってきたもので、
「完全に飽きている、でも、無意識に歌うことができるようになっていて、どこで観客を惹きつけるか、どこが見せ場か?と言うことがわかってくるし、毎回ちょっとずつ変化してる」
のような発言をしていました。
コンビや夫婦の話題にも話が及んでいて、セックスレスになってからが本当の夫婦のあり方で、コンビでも飽きてきて、嫌いになって、嫌いになることにも飽きてきた、それぐらいからが面白いとの話をしていました。
究極的に真理な話だと非常に納得しました。大人になってから、自分が打ち込んでいくものは、子供、青春時代の数十倍の時間があります。
「飽きてきてからが本当の勝負」、これを肝に銘じて、日々の仕事にも活かしていこうと思います。