マインドフルネス瞑想の実践方法-実はとても簡単
このブログでも、マインドフルネス瞑想は、ストレス解消効果やうつ予防に効果があることを何度か伝えています。
ではマインドフルネス瞑想のやり方は、どのように実践すれば良いのでしょうか?
私が勉強した本は、Jカバットジンのマインドフルネスストレス低減法です。
この本は、1990年に出版されています。今は改定版が出ていますが、25年前に、すでにマインドフルネス瞑想を開拓していたJカバットジンは、非常に、優れた人だと思われます。
様々なマインドフルネス瞑想の実践方法が、本書中には書かれていますが、初心者の方は、1番簡単にできる正座瞑想をお勧めします。
詳しくは、本を読み進めてもらった方が、良いと思いますが、簡単に正座瞑想を紹介します。
正座瞑想のやり方
①背筋をまっすぐ伸ばして、自分の呼吸に注意を集中する。
②自分の心が、呼吸から離れたと気づいたら、心の行き先を観察し、その後もう一度呼吸に注意を戻す。
③これを繰り返す。
実は、たったこれだけです。試してみるとわかると思いますが、本当に、ものすごく心が揺れ動くことがわかります。呼吸だけに意識を向ける事は、とても大変で、どうしてもいろいろなことを考えてしまいます。
でも、それが間違っているのではなく、それを繰り返すだけで良いのです。
本当に、自分自身がいろんなことを考えていることがわかります。明日の仕事のことを考えたり、お腹が空いてきたと考えたり、足が冷たい、この後何のテレビを見ようか? 、そういえば、借りてきたDVDを返さなければいけなかった、というような感じで、本当にいろんなことを考えている事に気づきます。
ただ、それで良いというのが、マインドフルネス瞑想です。
このマインドフルネス瞑想を、8週間続けただけで、うつ病や不安が、改善したとの研究報告は、多くあるようです。
ストレス解消だけでなく、うつ病や不安障害のある方には、とてもお勧めの方法ですのでぜひ、毎日の習慣にしてもらえたらと思います。